覚悟、即ち幸福

「『覚悟した者』は『幸福』であるッ!悪い出来事の未来も知る事は『絶望』と思うだろうが 逆だッ! 明日『死ぬ』とわかっていても『覚悟』があるから幸福なんだ! 『覚悟』は『絶望』を吹き飛ばすからだッ! 」
と言うわけでJOJOの歴代ボスについて語っていても結局はディアボロのヘタレっぷりと神父の電波っぷりに話が移行してしまうわけですが、最近になって上の神父の台詞がかなり自分の思考に影響を及ぼしていることに気づいたり。
つまり、私が石川賢をこよなく愛するのは「大風呂敷を広げて打ち切り終了」と言う覚悟があるからであり武装錬金が大好きだった理由の一つは「ジャンプ掲載順最後尾=打ち切り」と言う覚悟を作者と共に共有しているような感覚があったからだと思うのです。
結局何が言いたいかと言うと、武装錬金打ち切りの衝撃があそこまで強烈だったのは常に打ち切りと言う覚悟を持っていた読者が再殺編と林檎学園編によって「ヴィクター&パピヨンとの決着後終了=それまでは安泰」と言う思い込んでしまいで覚悟を無くしたからではないかと思ったという話。